たつの自慢

たつの市の良いところ

龍野・富永 森 智孝

私は平成12年12月に隣の相生市からたつの市(旧龍野市)へ越して来ました。
私がたつの市に住むようになってまず最初に感じたことは、美しい自然が多い歴史的な文化のある市だということです。現在、私は市の中心部に住んでいます。私が1人の市民として感じるたつの市の良いところを書いてみます。

白壁の蔵が残る町並み

  龍野公園は「桜」の名所で春先には桜でいっぱいになります。公園内には小さな無料の動物園があり子どもを連れて何度も訪れました。龍野城の付近は白壁の土塀が残り静かな城下町をかもしだしています。ヒガシマルで有名な醤油工場があります。御津には綾部山梅林があり、梅林からは海が見えとても景色のよい所です。

  80歳以上の方がとても多いことに驚きました。100歳以上の方もおられます。

ゆったりと流れる揖保川

  市の中心部には一級河川の揖保川が流れ、毎日の生活に必要な水はこの揖保川の水が利用されています。水道水が浄水器なしでもとても美味しく飲めます。水が良いことが長寿につながるのではと思います。

  近所の人達と交流が少ないといわれる現在でも、祭りなどの地域活動がさかんに行われています。人との交流はとても大切なことです。私の近所では秋祭りで子ども達が神輿を担いで歩く姿を見ることができます。

  かの有名な三木露風が作詞した「赤とんぼ」をはじめとする「童謡のまち」でもあります。1日に3回朝7時、夕方5時、夜10時に赤とんぼのメロディーが流れます。約1分程ですが心がホッとする時間です。

サタデーナイトロビーコンサートの演奏とフラダンス

  市の中心部にある赤とんぼ文化ホールでは国内で有名なアーティストの方々のコンサートがよく行われています。ホール内はとても美しく、駐車場が広いので姫路市、相生市、赤穂市などからも多くの方々に来ていただけます。最近では、地元で活動されるアマチュアバンドによるコンサートを2ヶ月に1回のペースで行っています。すでに2回行いましたが2回とも100人を超えるお客さまに来ていただけました。第2土曜の夕方にロビーにて行われるので「サタデーナイトロビーコンサート」といい、入場料は無料です。

  たつの市全体で見れば大企業が多く、地元の人達が働く場所が多くあります。近隣の赤穂郡上郡町には「人と自然と科学が調和する高次元機能都市」である播磨科学公園都市があります。科学の最先端技術を利用した「Spring8」をはじめ、大企業の研究施設、兵庫県立大学(旧姫路工業大学)理学部などがあります。都市の中心部では4月中旬から5月上旬にかけて約6万本のカラフルなチューリップが咲きます。車で約30分という近さなので、私も家族と一緒に毎年訪れています。

 生活の面でも不便を感じることはありません。大小スーパー、コンビニ、百円ショップなど多くのお店があり、生活必需品は何でも手に入ります。内科、小児科、歯科など普段利用することの多い病院も多く、龍野中央病院、揖保川病院、御津病院の総合病院もあります。最近では福祉も充実してきています。隣の姫路市には兵庫県立大学が、近隣の赤穂市には関西福祉大学があります。
  こんなところがあるといった書き方になってしまいました。上記にあげた以上にもっと多くの良いところがあります。住んでみようかなと思われた方、一度たつのに行ってみようかなと思われた方、是非たつの市へおいでください。
小宅神社の秋祭、お神輿の様子(PS)
10月15日に龍野町の小宅神社の秋祭に行きました。大人の神輿1台と子供神輿8台が出て大変にぎやかでした。

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たつの市の文化紹介『たつのへようきたったなぁ』
制作:たつの文化活動促進運営委員会(TCC)|メールアドレス:jouhou@tatsuno.info